三笘薫「こういう選手になりたい」憧れた“アイドル”の存在を告白「プレーもそうですし人柄も…」

2023年07月10日 15:58

サッカー

三笘薫「こういう選手になりたい」憧れた“アイドル”の存在を告白「プレーもそうですし人柄も…」
三笘薫 Photo By スポニチ
 サッカー日本代表MF三笘薫(26=ブライトン)が9日放送のNHK「サンデースポーツ」(日曜後9・50)にVTR出演。少年時代に「こういう選手になりたい」と憧れた選手について語る場面があった。
 この日の番組では川崎Fの先輩で元日本代表MFの中村憲剛氏(42)と対談。三笘はプロ1年目の2020年、現役ラストシーズンだった中村氏とともにプレーし、リーグと天皇杯優勝の歓喜を味わった。

 三笘が川崎Fの下部組織に所属していた時からその存在を認識していたという中村氏は、世界屈指のドリブラーに成長した後輩に「凄い選手になったなと。感慨深い」としみじみ。一方、川崎育ちでU-10から下部組織でプレーした三笘にとって中村氏は「フロンターレのアイドル」。「憲剛さんのプレーを見に行ってたみたいなものだし、プレーもそうですし人柄も昔からこういう選手になりたいと思っていたし。プロサッカー選手になってプレーできて、今こうやって対談というのは…人生面白いなと感じています」と語った。

 中村氏は一緒にプレーしたシーズンに実感した三笘の凄さについて「当たり前に1人を抜く、破壊的なドリブルができる選手の存在ってサッカーにこうも影響するんだなっていうのを知った」と表現。普通の選手はドリブルが始まると前傾姿勢になるが、三笘は顔を上げて目線を高くして広い視野を保っているといい、「これでドリブルしてくるから。練習で対峙した時に“あっ無理”って思ったことがある」と振り返った。

 「高い位置を見れれば見れるほど相手にとっては嫌だし自分も余裕が出てくる。下を見てれば見てるほどいいプレーはできない」とドリブルの秘密を解説した三笘。子供の頃にボランチを経験したことから視野の広さが身に付いたそうで、「周りを見て立ち位置を考える。ドリブルをする前にもまずは周りを見て、そういうところが生きているかなと思う」と話していた。

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