京都から新加入のFC東京白井 「トップ目指して…人生を賭けてやっていきたい」

2023年07月10日 15:48

サッカー

京都から新加入のFC東京白井 「トップ目指して…人生を賭けてやっていきたい」
京都から加入したFC東京のDF白井康介(中) Photo By スポニチ
 FC東京のDF白井康介(29)が10日、京都から加入後、初めて取材に応じ、改めて移籍を決断した理由などを語った。
 4日に加入が発表され、チームに合流してこの日で3日目。「優しい人ばかりで、入りやすかったですね」とすっかり馴染んだ様子の白井は、改めて「本当に難しい決断でした」と、悩み抜いた末での移籍だったことを強調した。

 FC東京からは交渉段階で「チームとしてのビジョンを明確に示してもらい、自分の役割の道筋も出してもらった」ようで、決断した理由を「それを達成した時に、自分の目標も達成できるっていうのがあった。クラブとしてタイトルを狙っているところ、代表選手を多く輩出しているところ、その2つが特に僕の中で響きました」と明かした。

 FC東京は過去、サイドバックでは4度のW杯出場を誇る長友を始め、徳永、太田(現J2町田)、室屋、小川(シントトロイデン)、バングーナガンデら数多くの日本代表を輩出している。両サイドバックほか、ウィングバックなど複数ポジションこなせる白井は「日本代表はサッカー選手になる前から、ずっと夢だった。(FC東京入りで)そこは近くなる可能性が高いな、との思いがありました」と、A代表入りを目標に掲げていることも明かした。

 スピードが武器で、大阪桐蔭高時代は「浪速のロッベン」と言われたこともあったというが、「どっちかっていうと右利きなんで、リベリなんじゃないかとか思いながらも…」と冗談交りに話しながらも「スプリント、強度では、FC東京でもトップを目指していきたいですし、日本のトップを目指していきたい」と強調し、「年齢的にも一番いい時で、ラストチャンスだと思う。人生を賭けてやっていきたいなっていう思い」と並々ならぬ意気込みを語った。

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