鹿島・岩政監督が甲府の暑さを警戒「苦しんだ記憶がある」12日天皇杯3回戦

2023年07月11日 13:19

サッカー

鹿島・岩政監督が甲府の暑さを警戒「苦しんだ記憶がある」12日天皇杯3回戦
鹿島・岩政監督 Photo By スポニチ
 鹿島の岩政大樹監督(41)が11日、天皇杯3回戦のJ2甲府戦(12日、JITス)に向けてオンラインで取材に応じ、甲府の猛暑を警戒した。
 前回大会準決勝で甲府に敗れたリベンジを狙う指揮官は、現役時代に甲府の熱帯夜を経験。「暑かった記憶もあるし、苦しんだ試合の記憶もある。当時はすごく暑くて…当時の甲府も非常にやりづらい相手だった」と印象を語った。

 岩政監督がゴールを決めた06年8月の対戦時は、午後7時の段階で気温27・3度という過酷な気象条件だった。あす12日は、当時よりも気温が上がる予報もある。「今はあの頃よりさらに暑くなっている。あの頃の記憶で選手に求めてしまうが、いまはプレーするのは相当苦しい状況だったりする。いろんな整理を付けて戦わせてあげないといけない」としながらも「あまり僕が暑さをもとに優しさを見せると選手たちの甘さにもつながる」と選手にはハードワークを求めた。

 前回大会の準決勝ではホームでJ2甲府に0―1で敗戦。当時、岩政監督は「クラブ史に残る大失態」と悔しさをあらわにしていたが「年をまたいでチームを作り直してというところ。個人的にはこの前の試合をというよりも、自分たちが進めているものをこの試合にどう持って行くかという方が気持ちとしては強い」と冷静だった。

 甲府がリーグ戦から中2日という状況に対して鹿島は中3日とスケジュール的には余裕がある。メンバー選考については「カップ戦は比較的メンバーを替えて臨んでいる」と入れ替えを示唆。「移籍でスリム化されたが、選手層は十分にある」と自信を見せた。

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