W杯初戦でなでしこと対戦 ザンビア代表エースに“男性疑惑”浮上!?東京五輪では6発と活躍も 独紙報道

2023年07月11日 17:21

サッカー

W杯初戦でなでしこと対戦 ザンビア代表エースに“男性疑惑”浮上!?東京五輪では6発と活躍も 独紙報道
21年東京五輪で6得点を挙げた女子サッカー・ザンビア代表FWバンダ(手前)(AP) Photo By AP
 20日開幕のサッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会で、女子日本代表「なでしこジャパン」が1次リーグ第1戦(22日)で対戦するザンビア代表に“性別詐称”疑惑が浮上。ドイツ紙ビルト(電子版)が21年東京五輪にも出場したエースFWバーブラ・バンダ(23)について「過去に“男性疑惑”があったためレアル・マドリードへの移籍を断念したとも言われており、今後も物議を呼ぶだろう」と報じた。
 ザンビア代表には先日、ムワペ監督のセクハラ疑惑が浮上。世界から注目されることになったが、今度は主将のエースFWに“性別詐称”疑惑が浮上。同紙は「FWバンダにはもともと“男性疑惑”あり、そのためレアル・マドリードへの移籍を断念したとも言われていた。昨年のアフリカネーションズ杯ではテストステロン値(男性ホルモン)が正常値を超えて検出されたため“医学的理由”で出場が認められず。スタンドで見守るしかなかった」と伝えた。

 FWバンダは21年東京五輪に主将として3試合に出場し、大会2位の6得点を記録。チームは1次リーグ敗退となったがオランダ戦と中国戦で2試合連続のハットトリックを達成。抜群の身体能力を発揮し、世界に衝撃を与えた。さらに今月7日の親善試合では2得点を決め、強豪ドイツ撃破に貢献。なでしこジャパンにとっても“要警戒”の選手とされていた。

 そんなFWバンダについて同紙は「国際サッカー連盟(FIFA)が選手に性別検査を課すことはなく、各国の協会に任せていることから今回のW杯にも出場することになるだろう」と指摘。「彼女はザンビア人の希望でもあるが、今後もこの件に関する議論はおそらく続くだろう」と続けた。

 なお、バンダはサッカー選手の前にはボクサーとしても活躍していたもよう。同紙によると「彼女は2015年から2017年にかけてアマチュアボクシングの試合に5回出場し、すべて勝利。しかしその後、彼女はボクシンググローブを捨てサッカー選手になることを選択した」と紹介していた。

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