【女子W杯】なぜ言葉通じない!?スウェーデン選手たちがブラジル人主審に怒り心頭「レベル低くて残念」

2023年08月15日 22:16

サッカー

【女子W杯】なぜ言葉通じない!?スウェーデン選手たちがブラジル人主審に怒り心頭「レベル低くて残念」
<女子W杯準決勝 スペイン・スウェーデン>主審に話しかけるスウェーデン代表FWアスラニ(右)だったが…(ロイター)
 【女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会決勝トーナメント準決勝   スウェーデン1―2スペイン ( 2023年8月15日    オークランド )】 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は15日、準決勝が行われ、FIFAランク3位スウェーデンが同6位のスペインに1―2で敗戦。03年米国大会以来20年ぶりの決勝進出を逃し、3位決定戦に回ることになった。
 悲願の初優勝への夢が途絶え、スウェーデンのニュースサイト「Nyheter24」ではスウェーデン代表イレブンがこの試合を担当したブラジル人のバチスタ主審に激怒していると報道。判定はもちろん、試合中に主審との会話が成り立たず“英語すら喋れない”状態だったもよう。対してスペインの選手とは母国語がスペイン語に似ているポルトガル語ということもあってスムーズに会話していた影響もあり、スウェーデンに対し判定が不利になったのでは?という疑惑を報じた。

 DFビョルンは試合後「私は彼女(主審)に話しかけなぜ質問に答えられないのかと尋ねると、彼女は微笑んで私を見つめました。それは横たわっている人が蹴り飛ばされるような感覚でした。あまりいい気分ではありませんね」とコメント。FWアスラニは「私は英語を話そうと努力しましたが、まともな返答はなかった。少しコミュニケーションを改善する必要があると思う。このような試合ではもっとトップレベルの審判が裁くべきだ」と指摘。

 FWハーティグは「非常にレベルが低く残念だった。私たちが大きくて強いという理由だけで、すべて不利に働いているような感覚でした。スペインの選手が簡単に転がってファウルを誘うのは分かっていたのに。何と言っていいか分かりません」と決勝点の場面など、終盤複数あった相手に与えたフリーキックなどの判定について不満を口にした。

 さらにMFカネリードは「主審は私たちの面前で笑った。私はめちゃくちゃ腹が立って、イライラした。彼女はスペイン選手らと“同じ言語”を話し、それが彼らに多くの利点を与えた」と怒り心頭。DFイレステットもスペイン先制ゴールの場面について触れ「オフサイドがなかったと判断されたことが正しいことを心から願ってます。もし審判が間違えたのだとしたら、私の気が狂ってしまうからです」とコメント。ほとんどの選手が審判団に対し“懐疑的な言葉”を発したという。

おすすめテーマ

2023年08月15日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム