森保JAPAN 2日間で欧州組8発2A 9日ドイツ戦で黄金期到来を証明せよ

2023年09月05日 04:35

サッカー

森保JAPAN 2日間で欧州組8発2A 9日ドイツ戦で黄金期到来を証明せよ
宿舎に到着した久保(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 サムライたちが勢いに乗っている。代表活動の合流直前の欧州各国リーグでゴールラッシュ。W杯カタール大会のドイツ戦で決勝点を決めたFW浅野が2得点、さらにMF久保も2得点を挙げるなど、招集された日本代表6選手が計8得点と大暴れした。
 第1次政権から25回以上を数える森保ジャパンの代表活動で、集合直近の欧州組がリーグ戦で挙げた8得点は過去最多。今年6月の活動前の5得点が最高だったが、それを上回る。さらにアシストも2を数え、得点を奪う準備は整っている。

 リーグ開幕から4戦連続でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたMF久保は3日、スペインからドイツ入り。スタッフの送迎で宿舎に到着した際は、パーカのフードを深めにかぶるスタイル。表情は自信に満ち「お疲れさまです」などとスタッフや報道陣に声を掛けるなど、心身の充実ぶりを感じさせた。

 一方、W杯で屈辱を味わったドイツは、サムライたちの活躍に警戒感を強めている。キッカー誌電子版は浅野について「2得点を決めた男がドイツとの国際試合に向けて力強くアピール」と紹介。「出場チャンスが増えたことは間違いない」とドイツ戦の先発出場まで予想した。

 練習開始の4日までに国内、欧州組の全26選手が現地に勢ぞろい。第2次森保政権初の欧州での親善試合、西ドイツ時代を含めW杯優勝4回を誇る強国に、再び“青い衝撃”を与える準備は整いつつある。

 ≪6月メンバー発表後最初の週末に5得点≫18年に森保監督が就任して以降では、今年6月の親善試合2試合のメンバー発表後最初の週末だった5月27、28日に欧州組が計5得点(古橋2、浅野1、上田1、中村敬1)を挙げた例がある。集合日直近の結果ではなかったが、その勢いのままに日本はエルサルバドルに6―0、ペルーに4―1と大差で連勝している。

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