日本代表初招集のDF毎熊晟矢 C大阪チームメート香川真司からの“金言”明かす
2023年09月05日 14:58
サッカー
今季は5月14日の京都戦(サンガS)から右サイドバックに定着。東福岡、桃山学院大ではFWを主戦場としていたが、20年にJ2長崎入団後、サイドバックに挑戦した才能を花開かせた。C大阪・小菊昭雄監督からは「和製ハキミ(=モロッコ代表)」と呼ばれており「(試合後の)振り返りのミーティングがあるんですけど、自分が2人剥がしたシーンが出てきて、そのときにちょっとイジられ気味で言われました。小菊監督もちょっと冗談っぽく言いましたけど、冗談だけでは言わない監督なので、素直にうれしかった」と、まんざらでもない様子。代表では4試合連続で菅原由勢が右サイドバックで先発出場しているが、風穴を開ける。
また、C大阪のチームメートで元日本代表MF香川真司からは「(今回)入る前からずっと“次狙え”みたいに言われていましたし、来る前に“セレッソでやっているような感じでやれば絶対大丈夫だから”と言っていただきました」と激励されたことも明かした。「日本代表のためにも、初めて入った選手が、今いるメンバーを脅かすぐらいのプレーをしないといけない。2試合しかない中でライバルのポジションの選手も2人いる。日頃の練習がこの2試合での出場時間の鍵になると思っているので、1日1日を大切にして、まずは試合に使っていただけるようにアピールするところからやっていきたい」と静かに燃えた。