横浜 1点リード守り切れずに痛恨の逆転負け マスカット監督「レッドカードで難しい展開になった」

2023年09月06日 21:38

サッカー

横浜 1点リード守り切れずに痛恨の逆転負け マスカット監督「レッドカードで難しい展開になった」
横浜・マスカット監督 Photo By スポニチ
 【ルヴァン杯準々決勝第1戦   札幌3―2横浜 ( 2023年9月6日    札幌ドーム )】 横浜F・マリノスは1点リードを守り切れずに痛恨の逆転負けを喫した。
 ベンチ外となったエースFWアンデルソン・ロペスの代役として先発出場したFW植中朝日が前半8分にルヴァン杯4点目となる先制点を決めると、1―1の後半3分にはFW水沼宏太のゴールをアシストして1得点1アシストと起用に応えた。しかし、2―1の後半14分にFW井上が2度目の警告を受けて退場。1人少ない数的不利になると、後半29分に小柏に同点ゴールを許し、アディショナルタイムに再び小柏に決勝ゴールを奪われた。

 直近のリーグ戦2試合では横浜FC、柏とJ1残留を争う下位チームに連敗を喫して臨んだ一戦。ケビン・マスカット監督は「今日の試合がとにかく大事になる。いろんな声は聞こえてくるが、今日の試合を大事にしたい」と悪い流れを断ち切るべく臨んだが、これで公式戦3連敗となった。マスカット監督は試合後「前半たくさんチャンスがあり、3点取ってもおかしくなかった。でも決めきれず、さらにレッドカードで難しい展開になった。強度の高さは見えたし、それ以外にも前に行く姿勢はたくさんあった。あれだけのパフォーマンスでこの結果になったのは残念」と肩を落とした。

 10日にはホームで札幌を迎え撃ち、第2戦が行われる。指揮官は「まだ何も終わっていない。チーム全体で、もっとできるというエナジーと強度の高さを見せることが重要。日曜日にはいい準備ができていると思う」と立て直しを誓った。

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