【データスタジアム】毎熊 初招集ながら躍動 持ち味のクロスで得点演出

2023年09月14日 04:56

サッカー

【データスタジアム】毎熊 初招集ながら躍動 持ち味のクロスで得点演出
トルコ戦で躍動した毎熊(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【トルコ戦分析】今遠征唯一の初招集だった毎熊が右サイドバックで先発に抜てきされ、前半の45分間プレーした。第2次森保ジャパンの過去5試合で菅原が先発してきたポジションで攻撃センスを発揮し、対抗馬として名乗りを上げた。
 攻撃スタッツではクロス、ドリブル、スルーパスを各1度ずつ成功。守備ではタックルを2度仕掛けてともに奪取に成功した。

 前半36分にチーム2点目をアシスト。ハーフウエー付近でパスを受けた相手からボールを奪い(タックル)、右サイドを独走しながら(キャリー)敵と味方の並走するコースを観察。4対3の状況でファーサイドの中村敬がフリーになったことを確認し、その足元に正確なパスを通して(クロス&ラストパス)得点につなげた。

 今季J1でのクロス成功率38%(19/50)は、クロス成功15本以上の選手でトップ。ゴール前の状況を見極め、狙いを持ったクロスを入れるという持ち味を、最初のチャンスでいかんなく発揮した。(記録課・矢吹 大祐)

 ▽トルコ戦VTR 森保監督は伊藤洋を除く先発10人を入れ替えて臨んだ。前半15分に伊藤敦の代表初ゴールで先制。同28、36分に中村敬の連続ゴールでリードを広げた。1点差に迫られた後半の33分に、途中出場の伊東が獲得したPKを自ら決めてダメ押し。02年W杯で敗れて以来のトルコ戦で快勝、国際Aマッチ連勝を4に伸ばした。

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