ソシエダ初黒星も久保はRマドリード相手に躍動 先制演出に幻のゴール、地元紙「ここまでリーグ最高選手」

2023年09月18日 10:36

サッカー

ソシエダ初黒星も久保はRマドリード相手に躍動 先制演出に幻のゴール、地元紙「ここまでリーグ最高選手」
レアル・ソシエダードの久保建英(AP) Photo By AP
 【スペイン1部   レアル・ソシエダード1―2レアル・マドリード ( 2023年9月17日    スペイン・マドリード )】 レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が古巣レアル・マドリードを相手に奮闘した。
 全勝の相手に1―2で敗れて開幕5戦目で今季初黒星を喫したものの、前半5分に右サイドから正確な左足のクロスで先制点を演出。右足ダイレクトでシュートを放ったバレネチェアはGKに一度弾かれ、再度自ら押し込んだためアシストは記録されなかったが、久保のプレーが敵地で貴重な先制点をもたらした。

 さらに6分後には右サイドから切れ込んで右寄り20メートル余りの位置から左隅に鋭い一撃を叩き込んだ。ゴール前でオヤルサバルの背中をかすめてオフサイドと判定されたものの、序盤から強烈な存在感を発揮。前半29分にも右サイドで自陣から60メートル近くをドリブルして左足で自らシュート。2分後にも右からの浮き球でメリーノの強烈なヘディングシュートを呼び込んだ。いずれも相手GKの攻守に阻まれたが相手に脅威を与え、前半終了間際にも左足1本の華麗な股抜きフェイントで相手MFクロースのファウルを誘った。

 久保が厳しいマークに遭った後半にはチームが2失点して敗れ、開幕から4試合連続で続いていたマン・オブ・ザ・マッチ受賞はストップ。しかし、地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアは久保を8点と採点してチームのMVPに選出。「スペクタクル。ここまでリーグ最高の選手。時には誰も止められないこともある」と称えた。

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