“野人” 岡野雅行氏 「ジョホールバルの歓喜」で最後スライディングになった理由とは?「本能で…」

2023年09月26日 19:23

サッカー

“野人” 岡野雅行氏 「ジョホールバルの歓喜」で最後スライディングになった理由とは?「本能で…」
岡野雅行氏 Photo By スポニチ
 元サッカー日本代表で現在はJ3鳥取の代表取締役GMを務める岡野雅行氏(51)が26日までに更新されたYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」にゲスト出演。日本がW杯初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれる、97年11月16日にマレーシアのジョホールバルで行われた98年W杯フランス大会アジア最終予選のイラン戦での決勝ゴールについて振り返った。
 ホスト役の前園真聖氏(49)そして当時の代表メンバーだった北澤豪氏(55)、山口素弘氏(54)、本田泰人氏(54)と当時の日本代表を振り返った。

 イラン戦では2―2の同点のまま、得点が決まった時点で試合終了となる「ゴールデンゴール方式」の延長戦に突入。すると最終予選で一度も出場機会を与えられていなかった岡野氏が延長戦から出場した。PK戦突入も近づいた延長後半13分、呂比須ワグナーが中盤で奪取したボールを中田英寿がドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア直前からミドルシュート。GKアベドサデがはじいたルーズボールに岡野が走りこみ、スライディングしながら右足でゴールに押し込んでW杯初出場を掴み取り、「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれるようになった。

 前園氏は決勝ゴールについて「なんで最後スライディングだったの!?スライディングの方がリスクあるでしょ」と岡野氏に迫った。岡野氏は「リスクない」と即答。「普通にポンと蹴る方がリスクある。それまでふかしまくってるから、あれは本能で体ごといかないとダメだと思った」とスライディングした理由を明かした。

 「あれは誰でも入ると思ったし、俺も入ると思った。“これは絶対に決めないと…”と思ってスライディングになった。僕の中では体ごといくのが確実だった」と説明した。

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