“野人” 岡野雅行氏 「ジョホールバルの歓喜」で最後スライディングになった理由とは?「本能で…」
2023年09月26日 19:23
サッカー
イラン戦では2―2の同点のまま、得点が決まった時点で試合終了となる「ゴールデンゴール方式」の延長戦に突入。すると最終予選で一度も出場機会を与えられていなかった岡野氏が延長戦から出場した。PK戦突入も近づいた延長後半13分、呂比須ワグナーが中盤で奪取したボールを中田英寿がドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア直前からミドルシュート。GKアベドサデがはじいたルーズボールに岡野が走りこみ、スライディングしながら右足でゴールに押し込んでW杯初出場を掴み取り、「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれるようになった。
前園氏は決勝ゴールについて「なんで最後スライディングだったの!?スライディングの方がリスクあるでしょ」と岡野氏に迫った。岡野氏は「リスクない」と即答。「普通にポンと蹴る方がリスクある。それまでふかしまくってるから、あれは本能で体ごといかないとダメだと思った」とスライディングした理由を明かした。
「あれは誰でも入ると思ったし、俺も入ると思った。“これは絶対に決めないと…”と思ってスライディングになった。僕の中では体ごといくのが確実だった」と説明した。