ブライトン・三笘 0-1と「勘違い」のち自身初2得点 後半途中出場15秒弾からダメ押しヘッド弾
2023年09月26日 04:00
サッカー
「劣勢だったんで、必ず早い段階で(出番が)あるだろうと思っていた」
1―1の後半開始直後に左サイドでスペイン代表FWファティとのパス交換からペナルティーエリア内に進入すると、最後は右足アウトサイドでゴール。自身のサッカー人生で「多分ない」というわずか15秒で8月19日のウルバーハンプトン戦以来4試合ぶりのゴールを決めた。スカイスポーツによると、途中出場の選手では14年のニューカッスルMFアメオビの8秒弾に次ぐ記録だった。
地元メディア「サセックス・ワールド」が「高級感が漂う」と評したゴールだったが、ゴール後はらしからぬ行動が飛び出した。前半は劣勢だったことから1点ビハインドと「勘違い」しており、ゴール後は転々とするボールを拾おうと突進するも空振り。結局ボールは拾えずに仲間とゴールの喜びを分かち合い「冷静になってよかった」と苦笑いした。
後半32分にはDFエストゥピニャンからの左クロスを頭で合わせて2点目を決めた。ハットトリックこそ逃したが、途中出場からの得点は自身初。しかし「悪くはないけど、もっと取れる。全然満足していない」とさらなる高みを見据えた。昨季は日本選手のシーズン最多となる7得点をマークし、チーム史上最高の6位躍進に貢献。今季三笘が2桁得点を決めれば、優勝争いも決して夢ではなさそうだ。