中田浩二氏 監督の求めるものはでき、選手の持ち味も出ていた だからこそもったいない最後の失点

2023年10月14日 04:50

サッカー

中田浩二氏 監督の求めるものはでき、選手の持ち味も出ていた だからこそもったいない最後の失点
<日本・カナダ>後半、失点した日本イレブン(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【サッカー国際親善試合   日本4ー1カナダ ( 2023年10月13日    デンカS )】 【中田浩二 視点】森保監督は、先月の試合から先発メンバーの組み合わせを大きく変えた。チームとしての完成度を高めるというより、次のチュニジア戦と合わせて2試合で多くの選手を試し、メンバーを替えてもチームとしてやるべきことがどれだけできるかを確認しているのではないか。結果的に競争が生まれ、チーム力を総合的に底上げすることに主眼を置いているように思う。 【試合結果
 日本は陣形をコンパクトに保っており、守備の意識も高く、連動して攻守の切り替えも早かった。チャレンジする部分とアグレッシブにいく部分、さらに我慢と、森保監督の求めるものはできていたし、選手の持ち味も出ていた。チームとしての底上げができて、収穫の多い試合だったと評価できるが、そういう意味では最後の失点がもったいなかった。チュニジア戦もメンバーが替わるだろうが、良さを出してもらいたい。それが来月からのW杯予選につながっていくと思う。(元日本代表DF)

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