急造守備陣にほころび 完封目前で失点 冨安「いつもよりラインもちょっと下がっていた」

2023年10月14日 04:40

サッカー

急造守備陣にほころび 完封目前で失点 冨安「いつもよりラインもちょっと下がっていた」
<日本・カナダ>後半、失点した日本イレブン(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【サッカー国際親善試合   日本4ー1カナダ ( 2023年10月13日    デンカS )】 攻撃陣が5戦22ゴールと好調を維持する一方で、先発4人が初めて組んだ“急造DFライン”にはほころびが見えた。 【試合結果
 この日のセンターバックは冨安と2試合目の町田が組んだ。序盤こそ冷静に対応したが、徐々にカナダに攻め込まれる時間が増えると、前半22分に与えたPKはDFラインの裏を突かれた。さらに、後半44分には右サイドからのクロスを一度はGK大迫がはじいたものの、ゴール前の連係を欠いて失点。森保監督は「最後は無失点のまま勝ちきれるようにしないといけない。勝ってOKではなく、どういうふうに勝ちきれるか考えたい」と厳しい目を向けた。

 ハーフタイムで谷口と交代した冨安は「おそらくいつもよりラインもちょっと下がっていた。スローインのロストも多かったので改善が必要」と分析し、課題を指摘する。

 誰が出ても得点が生まれている攻撃陣に対し、メンバーが代わるたびに失点を喫する守備は、6月のエルサルバドル戦以降は完封なし。DFリーダーとしての責任感が増してきた冨安は「選手の距離感などは時間を重ねるしかない。次につながる試合だった」とW杯予選前最後のチュニジア戦を見据えた。

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