【ルヴァン杯準決勝第2戦 浦和2―0横浜 ( 2023年10月15日 埼玉 )】
ルヴァン杯準決勝は2試合が行われ、第2戦をホームで迎えた浦和は横浜に2―0で勝利し、2戦合計2―1と逆転し、優勝した16年以来の決勝進出を決めた。後半18分と同アディショナルタイムにデンマーク人DFアレクサンダー・ショルツ(30)がPKを決めた。福岡は前々回大会王者の名古屋を1―0で破り2戦合計2―0で初の決勝進出。決勝は11月4日に国立競技場で行われる。
勝利の「WE ARE REDS」が夜空に響いた。浦和が0―1で敗れた第1戦からの逆転で決勝の切符をつかみ取った。敵地でのゲームはPKで点を奪われたが、この日はPKから2得点。2本とも冷静に決めきったショルツは「(1試合で)2本蹴るのは初めての経験だった。しっかり決められて良かった」と喜んだ。
主将のDF酒井を出場停止で欠く苦しい状況に、MF関根を起用して対応した。ベテランらしくスムーズにフィットすると、会場の後押しも受けてチームは試合をコントロールした。ボールを保持し押し込み続けた。ピンチに陥った前半39分と後半アディショナルタイムにはGK西川が左手一本でシュートをストップ。攻守がかみ合って、難敵を下した。