福岡が名古屋を撃破し初めて決勝進出 決勝弾は35歳ウェリントン「まだまだ“お兄さんですよ”」
2023年10月16日 06:00
サッカー
8日間で天皇杯準決勝とルヴァン敗準決勝2試合の計3試合を戦う過密日程のラストゲーム。ホームで先勝した11日の名古屋戦から先発は5人を入れ替えた。得点後はしっかり前からプレスをかけた。後半はボールを保持され立て続けにゴール前に迫られたが、GK永石がファインセーブを連発して立ちはだかった。27歳の背番号1は「チームメートが体を張ってくれて、コースを限定してくれたおかげ」と感謝した。
チームはFWの佐藤が左膝の大けがで長期離脱中。ルキアン、井上もけがで不在と台所事情は決して万全ではない。ベンチにはその選手たちのユニホームが掲げられるなど、一体感を持って戦っている。長谷部監督は初の決勝進出に「自分たちらしさを出せた。選手たちに感謝したい」と語った。
初の決勝の相手は浦和に決まった。舞台は聖地・国立。今の福岡なら怖いものはない。