34年サッカーW杯はサウジ開催へ アジア3度目
2023年11月02日 04:40
サッカー
34年W杯のサウジアラビア開催が決定的になった。国際サッカー連盟（FIFA）は招致の意思表示期限だった10月31日までに立候補したのはサウジアラビアだけだったと発表。招致を検討していたオーストラリアが同日に断念を表明し、来年のFIFA総会でサウジ開催が正式に決まる見通しになった。
FIFAは10月4日の理事会で、34年大会開催地は大陸ローテーションを基にアジアかオセアニアに限定する方針を確認。サウジ協会がその日のうちに名乗りを上げ、翌日には上位団体のアジア連盟が支持に回るなど本命視されていた。オーストラリアも4カ国共催案を検討したが、交渉相手のインドネシアがサウジ支持に転じ、協会関係者が「現実的にならないと」と漏らしたように断念に追い込まれた。
アジアでは02年日韓大会、昨年のカタール大会に次いで3度目の開催が決定的な状況。カタールと同様に11～12月の開催が有力視され、国際人権団体からは反発の声も上がっている。
アジアでは02年日韓大会、昨年のカタール大会に次いで3度目の開催が決定的な状況。カタールと同様に11～12月の開催が有力視され、国際人権団体からは反発の声も上がっている。
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