新潟・谷口 祖母の前で有終白星弾を 12月3日最終節・C大阪戦

2023年11月29日 08:38

サッカー

新潟・谷口 祖母の前で有終白星弾を 12月3日最終節・C大阪戦
祖母の前でゴールを決めようと意気込む谷口 Photo By スポニチ
 新潟はオフ明けの28日、聖籠町のアルビレッジで12月3日の最終戦、C大阪戦に向けた練習を開始した。2試合ぶりの先発出場を目指すFW谷口海斗(28)は、最終戦に三重県に住む93歳の祖母が観戦に訪れる。祖母の前で6月3日の湘南戦以来、18試合ぶりのゴールを決めて、勝利で今季を締めくくるつもりだ。
 冷たい雨もなんの、谷口の最終節に懸ける思いは強い。「ばあちゃんが三重から命懸けで飛行機に乗って見に来てくれるので、自分も命懸けで絶対にゴールを決めたい」と祖母・五十鈴さん(93)の前で活躍する姿を見せるつもりだ。

 最終戦は実家のある三重から両親や祖母、親戚ら10人がビッグスワンに駆けつける。

 祖母はいつもDAZNで谷口の姿をチェック。「サッカーには詳しくないが、割と的確なこと言ってくる。新潟に来るのは初めてで、飛行機に乗るのも生まれて初めて」。祖母は先日、転倒し頭を負傷したが「“絶対に、新潟に行くから”って大変だったそうです。そんな思いまでして来てくれるから喜ばせたい」と18試合ぶりのゴールに意欲を見せる。

 前節の横浜戦はFW鈴木の負傷交代で後半4分から途中出場。シュートを3本放ったが決めることはできなかった。「ワンツーだったり、スルーパスに抜け出すとか、よりゴールに近いところに入っていけるようにならないと。もっと味方との連係を深めたい」と横浜戦の映像を見ながらチームメートと共通理解を深めた。

 C大阪とは開幕戦で2―2と引き分けたが、チーム第1号は谷口が決めている。さらにJ3岩手、熊本時代の18年~20年の3年間でC大阪U―23戦で計6ゴールを挙げているC大阪キラー。「相性がいいみたい」。自身のゴールで今季を締めくくり、サポーターと三重から駆けつけた家族とともに喜びを分かち合う。
 

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