甲府に続き蔚山も ACL東地区決勝T進出5チームが決定 横浜は突破の可能性残し13日最終節へ

2023年12月12日 22:35

サッカー

甲府に続き蔚山も ACL東地区決勝T進出5チームが決定 横浜は突破の可能性残し13日最終節へ
蔚山(左側)と引き分け、健闘をたたえ合う川崎Fイレブン Photo By ゲッティ=共同
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)東地区1次リーグ最終節が12日、各地で4試合が行われ、H組首位のJ2甲府は敵地で同3位・ブリラム(タイ)に3―2で勝利。同組1位が確定し、J2勢史上初のACL決勝トーナメント進出という快挙を果たした。I組では既に1位での決勝トーナメント進出が決まっていた川崎Fが敵地で蔚山(韓国)と2―2の引き分け。蔚山が勝ち点10で同組2位となり、決勝トーナメント進出を決めた。
 東地区1次リーグは各組1位と2位の上位3チームが決勝トーナメント進出へ。ここまで開幕5連勝を飾ったI組の川崎F、F組のバンコクU(タイ)、J組の浦項(韓国)の3チームが最終節を待たずに突破が確定。この日は甲府と蔚山の突破も決まり、決勝トーナメントに進む8チーム中5チームが確定した。

 残る日本勢はG組の横浜が2位・仁川(韓国)と同じ勝ち点9の3位で決勝トーナメント進出の可能性を残しており、13日には本拠で同1位・山東泰山(中国)との対戦が控える。J組の浦和は全日程を消化し2位に入るも、勝ち点7に終わり決勝トーナメントに進める2位上位3チームに入れないことが確定したため、1次リーグ敗退が決まっていた。

 なお、この日引き分けに終わった甲府と同じH組のメルボルン・シティー(オーストラリア)は勝ち点9(得失点差+2)の2位。2位の上位3チームに入るにはF組とG組の結果次第に。G組は山東泰山、仁川、横浜の“3つ巴”となり2位でも勝ち点10以上となる可能性が大。残るF組は全北(韓国)の2位(勝ち点9)が確定しており、最終節の本拠バンコクU戦で敗れた場合のみ得失点差でメルボルン・シティーが2位上位3チームに入る事が決まる。一方、全北は引き分け以上で自力での決勝トーナメント進出が決まる状況となった。

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