【中村敬斗インタビュー(1)】大きな転換期迎えた23年「凄く充実した1年だった」

2023年12月24日 04:00

サッカー

【中村敬斗インタビュー(1)】大きな転換期迎えた23年「凄く充実した1年だった」
カフェでリラックスした表情を浮かべる中村敬斗(C)Keito-ism Photo By 提供写真
 来年1月1日の国際親善試合タイ代表戦(東京・国立競技場)に臨む日本代表に選出されたMF中村敬斗(23=フランス1部スタッド・ランス)が、23日までに本紙の独占インタビューに応じた。今夏の移籍の裏側、日本代表への思い、24年に向けた意気込みを熱く語った。28日から日本代表合宿へ合流する。(取材・構成 飯間 健)
 キャリアの中で大きな転換期となった1年だった。今年3月に日本代表初選出。8月にはLASK(オーストリア)からSランス(フランス)へとステップアップを果たした。中村も「まだリーグ・アンでは2得点1アシストで満足はできていないけど、凄く充実した1年だったと思う」と振り返る。

 22―23シーズンはLASKで公式戦36試合17得点。今夏の注目銘柄として名を上げた。そしてSランスだけではなく、ドイツの強豪を含めて4クラブが争奪戦。「Sランスにきて本当に良かった。選手間の雰囲気も最高に良いし、同じサイドアタッカーとして(伊東)純也くんから学ぶことは多い。このタイミングでクロス来るんだとか感じています」と笑うが、決してトントン拍子に決まったわけではない。

 「6月は代表活動2回目で緊張していましたし、そこにフォーカスしていました。ただオーストリアは開幕が早くて7月2日にはチームに合流しました。オフの期間は移籍のことを考えずに休んだのですが、オーストリアに戻ってからは完全に心ここにあらず、でしたね(笑)」

 当初はオーストリアと同じ言語圏のドイツ移籍への思いが強かった。興味を示してくれた他のフランス1部クラブのオファーも断っていた。(2)に続く

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