リバプール遠藤、アーセナルとの首位攻防戦で活躍 地元メディア絶賛

2023年12月24日 11:42

サッカー

リバプール遠藤、アーセナルとの首位攻防戦で活躍 地元メディア絶賛
アーセナル戦に出場したリバプールの遠藤(AP) Photo By AP
 【イングランド・プレミアリーグ   リバプール1―1アーセナル ( 2023年12月23日    英国・リバプール )】 リバプールの日本代表MF遠藤航(30)がホームで行われたアーセナルとの首位攻防戦にフル出場して存在感を示した。MFマカリテルが負傷離脱している中で公式戦6戦連続の先発。勝ち点1差で首位を追う2位リバプールを安定感があるプレーで中盤の底から支え、1―1で引き分けた大一番でフル出場した。
 開始4分で先制を許した中、遠藤は前半11分に左サイドのFWディアスにロングパスを通して好機を演出。3分後にはペナルティーエリアの左外でバックパスを受け、ゴール前にクロスを入れると、FWハクポが頭で逸らしてFWサラーが惜しいシュートを放った。

 リバプールは前半29分にサラーのゴールで1―1と追いつき、その後も激しく攻守が入れ替わる上位対決にふさわしい戦い。その中で遠藤も持ち味を存分に発揮した。前半アディショナルタイムに突破しようとした相手FWマルチネリをつかんで警告を受けたが、1分後にはスローインを受けた遠藤が素早いターンからドリブル。相手MFハーバーツに引き倒されて警告を誘発した。後半5分には敵陣で相手MFエデゴールに体を寄せて吹き飛ばし、ノーファウルでボールを奪取。好機につなげた。1分後にも相手FWサカへのパスをカット。同28分にもスライディングで相手ガブリエルジェズスをつぶした。

 試合は日本代表DF冨安健洋(25)が負傷欠場したアーセナルとそのまま1―1で引き分けて首位浮上の機会を逃したが、存在感を発揮した日本代表の主将を地元メディアが絶賛。リバプール・エコー紙はチーム最高に並ぶ8点をつけ「試合に向き合って重圧とテンポをもたらし、タイトな位置でボールをうまくさばいた」と評価。リバプール専門サイト「エンパイア・オブ・ザ・コップ」は「パス成功率88%。リバプールの巨人は6度のデュエルを制した陰のヒーロー」と称えた。

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