新潟・鈴木 「2桁ゴール」 充実の34歳FW 開幕へまだまだ日々成長
2024年02月10日 04:30
サッカー
7日のJ3富山との練習試合では、キャンプの練習試合4戦目にしてようやくゴールが生まれた。MF高木のFKをDF舞行龍が頭で折り返すと、ゴール前にいた鈴木が頭で合わせて先制ゴール。「セットプレーの練習は(試合)前日にちょこっとやるだけなんですけど、練習通りの形が出せた。よし(高木)がいいボールを蹴って舞行龍がいい感じで折り返してくれたので、自分は決めるだけだった」と満足そうに振り返った。
ここまで4試合をこなして全勝とチームは着実に結果を残している。それでも「決定的なシュートは少ないと思うし、もっとギリギリのところを通すチャレンジのパスをミスしてもいいからやっていかないと。チャレンジすることで次の課題も見えるし、前線の自分たちももっと前向きでプレーしようとか、もう一つ上のところを目指していける」と課題を挙げた。予定されている残りの2試合でよりリーグ戦を意識した戦いに近づけていくつもりだ。
昨季は28試合に出場し4ゴールを挙げた。チームが掲げる「タイトルを獲る」という目標を実現するためにはより結果が求められる。「今季は2桁ゴールを目指したい」とJ2琉球時代の19年の15ゴール以来、5年ぶりの2桁得点を目指す。そのために「いいポジションを取って、自分で打開できるように一日一日レベルアップしたい」。ベテランFWはさらなる進化を図りながら24日の開幕を迎える。