京都はスローガンの「最強のサンガ」へ視界良好 J3長野から7得点
2024年02月10日 17:55
サッカー
チョウ貴裁監督は「キャンプが終わって初めての試合。立ち上がりから15分、30分で相手を圧倒して得点を取っていくサッカー。選手がこれに取り組んで、実際に点を取れたりして、いい形で(開幕に)臨めるのはいいこと」と満足げだった。
長野もJ3ながら中盤のプレスは激しくきていた。「非常に走ってさばいて、いいチームでした。その相手に3本で7点取れたことは自信を持っていい。逆に失点は課題として持ち越して自分たちで積み上げていけば」と2週間後に迫るJ1開幕を見据えた。
前線から積極的にボールを奪いにいくことも「別に京都だけが特別やっているわけじゃない。今回のアジア杯でもそれなくしてポジションとか、やるサッカーとか、システムっていうのも本末転倒っていう気がするので」と国際基準のサッカーで「最強サンガ」を目指すことを強調した。
浦和から加入したDF宮本は左サイドバックで先発、2本目途中から“本職”の右サイドバックに入った。「右でアシストできたのは良かった。左も浦和で練習していたし守備では問題ない。攻撃の場面で他の選手との意思疎通がまだまだ」と課題を挙げたが、手応えをつかんだ様子。
2得点のFW原は新加入のブラジル人FWマルコ・トゥーリオとのコンビを組む。「マルコはブラジル人ならではのボールの持ち方もできるので預けやすい。リーグが始まったら脅威になるかな」と組みやすさを話した。
FC東京から加入したMF塚川はコンディション不良のため出場せず。スイスリーグ・ローザンヌから加入したMF鈴木冬一(といち)は「けさ早く子供が生まれて立ち会ったんだよ。使いたかったんだけどね。あっ、言っちゃった」(チョウ監督)ことで欠場した。