G大阪・岸本武流が開幕スタメン奪取へ「俺が一番だと思って」
2024年02月13日 17:43
サッカー
登録はDFとなっているが、16~17年に在籍したC大阪ではFWでの出場経験もあり、21年にダニエル・ポヤトス監督(45)の下でプレーした徳島ではサイドバックとしてプレー。もちろんサイドハーフもこなすことができ、10日の広島戦も含め沖縄キャンプから右サイドハーフで起用されている。「与えられたポジションを全力でするっていうのを意識しています。今のところ、前(のポジション)で勝負すると思っています」と、右サイドバックのDF半田陸(22)との連係を深めていくつもりだ。
広島戦後にポヤトス監督が半田のポジションを「なぜサイドバックと言われるのか疑問に思う」と評したように、今季は圧倒的なスピードを誇る背番号3がより中央へ、中央へ食い込んでいくのも攻撃のスタイルの一つ。右サイドハーフとしては対応力が求められる。岸本は攻撃面に関しては「いろいろコミュニケーションを取れてやれた」としながら、守備面に関しては「やっぱり陸が中に入る以上、空いてくると思うので、そこ(裏のケア)は僕の役割だったのかなと思います。何本かやられたので、反省するところ」と課題も捉えられている。“ポヤトス流”を知るオールラウンダーが、G大阪反攻の旗頭になる。