Sランス・伊東 2億円賠償請求 性加害報道巡り女性ら提訴 代理人弁護士は「虚偽告訴」強調
2024年02月20日 04:30
サッカー
伊東とは連日、ビデオ通話で対話を続けている。加藤弁護士は「でっち上げの抑止」も目的の一つと言う。選手間にも“書かれ損”による動揺が広がっており「事実無根でも選手生命が終わってしまう。先例をつくってはいけないと思った」と語気を強めた。
報道した新潮社ではなく、女性らを民事訴訟の対象とした点には「週刊誌からだと慰謝料は200万~300万円程度。共謀で訴えろという人もいたが、週刊誌がちゃんと取材していれば基本的には責任を負わないという判例もある」と説明した。
伊東を巡っては昨年6月、共に飲食した女性2人が大阪市内のホテルで性被害を受けたとニュースサイト「デイリー新潮」が1月に報じた。伊東側は訴状で性加害行為は一切ないと強調。スポンサー契約を打ち切られたことなどに伴う損害賠償を求めている。
≪女性側は反論≫女性側の代理人弁護士は19日、今後の法的手続きで女性らが「受けた被害が真実であることを明らかにしていく」とのコメントを出した。伊東側の提訴などについて「本件の本質である捜査や刑事訴追の手続きに不当な影響を与える」と批判。女性らには金銭による「賠償を求める意向はない」とも主張した。
≪先制点アシスト≫伊東は18日のRCランス戦に先発し、性加害報道からチーム復帰2戦目でアシストを記録した。前半41分のカウンターで定位置の右サイドでパスを受け、縦に仕掛けて鋭く低いクロス。味方がニアサイドに飛び込んで先制点を決めた。今季5アシスト目でリードをもたらし後半42分までプレーしたが、勝ち切れないチームは1―1に追いつかれて4試合白星なしとなった。
おすすめテーマ
2024年02月20日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
浦和のDF酒井宏樹「僕は全てを懸けてやっている」 主将2年目も変わらず全力注ぐ覚悟示す
-
DAZN 23日開幕のJリーグ「2024年シーズン」全試合をライブ配信
-
なでしこ 熊谷は強行移動 欧州から19日午前帰国→20日午前に練習合流→20日夜出国へ
-
なでしこ やっと開催地公表も…AFCから正式通達まだ 佐々木委員長「不安」 予断許さない状態続く
-
なでしこJ 24日アウェー北朝鮮戦の開催地がサウジアラビアに決定へ!本番4日前にようやく
-
C大阪DF・毎熊 守備の成長を目標に掲げる「同じJリーグの選手に負けたくない」
-
Jリーグ野々村チェアマン 改革案明言「より多くの外国籍審判を招へいする」
-
柏・細谷 手相にM―1王者サンドと同じ“タイトル線” 成功線で得点王意識
-
FC東京・松木玖生 手には大谷翔平と同じ「二重運命線」 永ちゃんと同じ「カリスマ線」も
-
【ACL】川崎F 山東戦勝利で8強必ず 鬼木監督「勝つことが一番シンプルに重要」
-
Sランス・伊東 2億円賠償請求 性加害報道巡り女性ら提訴 代理人弁護士は「虚偽告訴」強調
-
なでしこジャパン 北朝鮮戦の開催地決まらず国内合宿を延長