浦和のパリ五輪世代DF大畑がチームを救うPK獲得「“何か残そう”と思っていた」

2024年03月03日 20:33

サッカー

浦和のパリ五輪世代DF大畑がチームを救うPK獲得「“何か残そう”と思っていた」
<浦和・東京V>後半、相手に倒されPKにつながるファウルを獲得した浦和・大畑(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ第2節   浦和1―1東京V ( 2024年3月3日    埼玉 )】 浦和はホームで東京Vと1―1で引き分け、今季初勝利はおあずけとなった。5万863人が会場に詰めかけ、ホーム開幕戦で5万人以上の入場者数を記録したのは13年以来、11年ぶり。0―1の後半44分にDFアレクサンダー・ショルツがPKを決めて、なんとか勝ち点1を手にした。
 U―23日本代表の大岩剛監督も視察に訪れる中、後半15分から途中出場したパリ五輪世代のDF大畑歩夢がチームに勝ち点をもたらした。「ホームで0―1で勝たないと行けない中で後ろ向きのプレーをなくして前を向いて戦うことを意識した」と積極的にプレー。それがPK獲得につながった。

 後半42分、MF中島翔哉のミドルシュートが相手に当たって軌道が変わる。ペナルティーエリア内に走り込んでいた大畑の足下に収まり、シュート。ただ、これは相手GKの好セーブにあって決まらず。しかし、直後にチームを救った。中央で相手選手が弾いたボールに素早く反応。ペナルティーエリア内で足を引っかけられて、PKの判定となった。

 「“何か残そう”と試合を見ながら思っていた。勝ち点0を1にできたのは良かった」

 勝利は掴めなかったが、2年連続の開幕2連敗を阻止するビッグプレー。22歳の左サイドバックは苦しむチームとは対照的に好調を維持し続けている。

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