偉大な選手の“共通点”とは…マンC・グアルディオラ監督が持論「ハーランドにも同じ能力がある」

2024年03月04日 18:28

サッカー

偉大な選手の“共通点”とは…マンC・グアルディオラ監督が持論「ハーランドにも同じ能力がある」
<マンチェスターC・マンチェスターU>後半、ゴールを決め喜ぶマンチェスターCのFWハーランド(右下)とMFフォーデン(AP) Photo By AP
 サッカーのイングランド・プレミアリーグ第27節、2位マンチェスター・シティーは本拠で6位マンチェスター・ユナイテッドに3―1と逆転勝ち。今節注目のダービーを制し、首位リバプールを勝ち点「1」差で追走した。
 
 ペップ・グアルディオラ監督は試合後、2得点の活躍を見せた23歳のイングランド代表MFフォーデンについて「(相手FW)ラッシュフォードは信じられないようなゴールを決めたが、フィル(フォーデン)も信じられないようなゴールを決めた。(前節)ボーンマス戦でも彼は素晴らしいプレーをした。彼がボックス近くでボールを持った時に誰もが何かが起こるだろうと予感させる選手になりつつある」と絶賛。イングランドサッカー界で最高の選手の一人に成長したかどうかを問われると、「その通りだ」と断言した。

 そして、この試合ではノルウェー代表FWハーランドが後半アディショナルタイムにチーム3点目を決め、今季リーグ戦得点ランキングトップ独走となる18点目で勝利に貢献。FWハーランドは今季ここまで31試合に出場し28得点を記録。昨季加入後から84試合で80得点をマークするなどゴールを量産。先日のFA杯ルートン・タウン戦では5得点の大暴れで準々決勝進出に貢献した。

 そんな得点を量産するストライカーに対し、グアルディオラ監督は「今まで幸運にも私は偉大で素晴らしいたくさんの選手たちを指導することが出来ました。その彼らに共通していたのは“忘れる力”だった。(決定的なチャンスを逃したとしても)一瞬で忘れることができる。テニス選手、ゴルフ選手、バスケットボール選手だって偉大な選手はみんなそうだ。彼らはミスをしても下を向かず、前を向いて偉業を成し遂げてきた。彼(ハーランド)もそれをやってのけた。彼にも“忘れる”という同じような能力がある。それこそが偉大な選手の特徴なんだ」と持論を展開。

 前半、自らのミスで苛立ち見せる場面もあったFWハーランドが後半に気持ちを切り替え得点したことを評価していた。

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