セルティック前田が開始21秒の電光石火弾 5メートル以上の距離を詰めてクリアをブロック

2024年04月07日 22:36

サッカー

セルティック前田が開始21秒の電光石火弾 5メートル以上の距離を詰めてクリアをブロック
セルティックの前田大然(ロイター)
 【スコットランド・プレミアリーグ   セルティック3―3レンジャーズ ( 2024年4月7日    英国・グラスゴー )】 セルティックのFW前田大然が敵地で行われたレンジャーズとの「オールドファーム」ダービーで電光石火の先制弾を決めた。
 開始直後にGKハートのロングフィードが相手最終ラインの裏に抜けてペナルティーエリアの左手前で弾むと、クリアしようとした相手DFの後方から猛ダッシュ。伸ばした右足がクリアボールをブロックし、鋭く弾かれたボールがゴールに吸い込まれた。

 5メートル以上の距離を一気に詰めた快足ストライカーならではの一撃を英紙デーリー・メールは開始21秒のゴールと報道。地元メディアのグラスゴー・ワールドによれば、同ダービーでの最速記録は02年12月にセルティックのクリス・サットンが決めた19秒で記録更新とはならなかったが、伝統のダービー史を彩るゴールとなったことは間違いない。

 試合はセルティックが一時2―0とリードしながら、点の取り合いとなって最後は後半アディショナルタイムの失点で3―3の引き分け。セルティックは勝ち点1差で首位を守ったとはいえ、2位レンジャーズは消化が1試合少なく、突き放すチャンスを逃した。

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