アーセナル冨安は途中出場で3戦連続零封に貢献 僅差の優勝争いに「昨年の経験は大きい」

2024年04月07日 09:50

サッカー

アーセナル冨安は途中出場で3戦連続零封に貢献 僅差の優勝争いに「昨年の経験は大きい」
ブライトン戦の後半、途中出場したアーセナルDF冨安(右)(ロイター)
 【イングランド・プレミアリーグ   アーセナル3ー0ブライトン ( 2024年4月6日    英国・ブライトン )】 アーセナルのDF冨安健洋は敵地で行われたブライトン戦に2―0の後半27分から出場し、3―0の完封勝利に貢献した。限られた時間ながら左サイドバックとして堅実なプレーを見せ、チームが3試合連続無失点を記録した中、いずれも途中出場している冨安は「チームはしっかり勝てている。途中出場だが、無失点なのでいいことだと思う」と振り返った。
 7日にマンチェスターU戦を控えるリバプールをかわして勝ち点1差で暫定首位に浮上した。3位マンチェスターCも勝って勝ち点1差で追走してくる三つ巴の厳しい優勝争いとなっているが「昨シーズン優勝争いを経験しているので、無駄な気負いはなくやれている部分はある。昨年の経験は大きい」と冨安。昨季はシーズンの長い期間を首位で過ごしながら、終盤で選手層の薄さと重圧につぶされる形で失速して2位に終わった。しかし、今季は3月31日に敵地でマンチェスターCと0―0で引き分けるなど粘り強く戦うたくましさも備わってきた。

 日本代表で出場したアジア杯からチームに復帰後、ふくらはぎ負傷から回復が遅れて長引いて実戦復帰までに2カ月近くを要した。

 「元々1~2週間の予定だったが、ちょっと長引いたのでストレスがたまった。長く感じた」と苦笑した。しかし、優勝争いがより激しくなる終盤戦に間に合い「残り2か月、しっかりとケガなくフィットした状態でやり切れればいいかな。チャンピオンズリーグととプレミアリーグがある。しっかりとタイトルを獲って、それに貢献できれば」と力を込めた。

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