セレッソ大阪スポーツクラブ、ECCとのタッグ強化 選手に加えて指導者も英会話レッスン開始
2024年04月09日 06:00
サッカー
ECCで外語事業本部マネジャーを務める服部一徳さんは、その狙いを語る。
「世界で活躍する選手がセレッソさんから出てくるために、我々もサポートしていきたい。その中で、英会話のレッスンを“指導者の方もどうですか?”というのは、こちらからもアプローチをさせてもらっていました」
未来を切り開く選手に加え、指導するスタッフにもレッスンすることで、クラブ全体として英語力を向上させる。今年度も各年代で海外遠征が予定されており、選手、指導者ともにプレーだけでなく語学力を試す舞台がある。
過去、C大阪は海外で活躍する選手を多く輩出してきた。マンチェスターUなどに在籍した香川真司や乾貴士、清武弘嗣、柿谷曜一朗、山口蛍。現在はアカデミーから育った南野拓実がフランス1部モナコで、瀬古歩夢はスイス1部グラスホッパーでプレーする。
先輩たちに続く人材を育てるC大阪アカデミーと、それを支えるECC外語学院。今後に向けて服部さんは「(選手が)英会話を発表する場を設けたいなと思っているし、スピーチコンテストのようなものもできればと個人的には思っています」と語る。より強力なタッグを組み、世界へと向かう。