「中田英寿を見出した男」植木繁晴氏が死去 69歳 平塚、草津などで監督歴任
2024年04月12日 15:50
サッカー
葬儀・告別式は4月15日午後1時から、日典ラサ前橋(群馬県前橋市六供町2の50の30)で行われる。喪主は長男の植木雅也さん。
植木氏は、日大を経て、フジタでプレー。日本サッカーリーグで3度、天皇杯で2度の優勝などに貢献したほか、日本代表にも選出された。
現役引退後、コーチを経て平塚などの監督を歴任。当時、中田英寿をFWからトップ下にコンバートするなど才能を見出したことでも知られた。
2004年に草津(現・群馬)の監督に就任。05年にGM補佐を経て、06年に監督に復帰。08年限りで退任し、GMを務めた。14年から23年まで上武大サッカー部を監督として指揮した。
群馬もこの日、公式X(旧ツイッター)で訃報を伝えた。「クラブ創設者として、GM、監督、代表として長きに渡りザスパを支えてくださった植木繁晴氏(享年69歳)が、闘病の末、昨夜2024年4月11日(木)に逝去されました」と報告。「時には厳しく、時には優しく、ザスパにとっても『BOSS』でした」と追悼した。