U-23日本 8大会連続五輪へM1 選手ミーティング奏功!完全アウェーも「ファミリー」の力で乗り切る
2024年04月26日 05:30
サッカー
その後、一進一退の展開が続いた。同点の同41分には相手GKアブドラハがFW細谷に対するラフプレーにより一発レッドで退場。日本は数的優位に立った。後半4分には一時リードを許すが、慌てることなく同22分にはCKからDF木村のヘッド弾で再び追いついた。決して諦めない姿勢を貫いた。
1次リーグ第3戦の韓国戦に敗れ、2位通過となった。その翌日、MF藤田主将の呼びかけでチーム発足後初めて選手23人だけのミーティングが開かれ、思いの丈をぶつけ合った。ここまで無得点だったMF佐藤は苦しい胸の内を明かし「気持ちが楽になった」と言った。MF山本は「国を代表して戦っているから(ネットなどで)悪いことも言われる。だけどここはファミリー」と訴えた。チームが一つになった。
五輪切符を懸けた一戦は90分でも決着がつかない死闘となった。主将の藤田が「サッカー人生で一番と言っていいほど緊張する試合になる」と形容した大一番。歓喜の瞬間は延長前半11分に訪れた。MF荒木のパスを受けたエース細谷が右足を振る。相手GKの股を抜き、待望の今大会初ゴールが決まった。電光石火の先制、一時は勝ち越され、敗退の崖っ縁まで追い込まれながら土壇場で勝負強さを発揮し、逆転での4強入り。準決勝は29日。パリ五輪切符まであと1勝に迫った。
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