東京V 今季初の連勝にも笑顔少なく…城福監督「きょうで満足するのでなく、ここから課題クリアを」

2024年05月06日 17:50

サッカー

東京V 今季初の連勝にも笑顔少なく…城福監督「きょうで満足するのでなく、ここから課題クリアを」
東京V・城福監督 Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ第12節第1日   東京V3-2磐田 ( 2024年5月6日    味の素ススタジアム )】 東京Vが試合終了直前、FW木村勇大(23)のこの試合2点目のゴールで磐田に勝ち、08年5月以来のJ1での連勝、9戦負けなしとなった。後半54分にMF森田晃樹(23)の縦パスに反応した木村がゴール左でボールを受けて左足でシュート。角度のないところから決めた。
 先制点は前半35分にFW染野唯月(22)がPKを決めた。さらに41分にはCKから染野が頭で合わせ、GKが弾いたところを木村がゴールに押し込んだ。後半2点を返されたが、終盤に粘りを見せた。

 木村は「開幕からホームで勝てなくて、サポーターも歯がゆい思いをしていたと思う。難しい展開だが勝ちきって良かった。1点目は冷静に空いてるコースが見えた。決勝点は角度のない所で、中に選手がいたが、シュートしようと思った。GKとの駆け引きとか考えず強いシュートを打ったが、気持ちで入ってくれた。自分でもゴールはアウェーだけだったので、きょうこそはと思っていた」と振り返った。

 しかし、森田は「前半はセットプレーで点を取って自分たちの思ったとおりにできたが、後半リードしている中でどういうサッカーするか難しかった」と話す。城福浩監督(63)も初の連勝について聞かれても「残留が大きな目標だが、Jリーグで驚き示す存在になりたい。きょうで満足するのでなくここから、課題をクリアして成長していくのが驚きにつながる」と、笑顔はない。開幕直後は試合終了間際に失点して勝ち点を失っただけに、ここからだ。

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