スパルタ斉藤光毅がオランダから帰国 パリ五輪「行きたい」 代表&クラブ両立の思い「体が2つあって」

2024年05月25日 13:14

サッカー

スパルタ斉藤光毅がオランダから帰国 パリ五輪「行きたい」 代表&クラブ両立の思い「体が2つあって」
帰国後の取材に応じた斉藤光毅 Photo By スポニチ
 オランダ1部スパルタのU―23日本代表MF斉藤光毅(22)が25日、成田空港到着の便で帰国し、取材に応じた。
 今季は序盤にケガで戦列を離れたが、復帰後は存在感を示し、21試合出場で3ゴール5アシスト。「ケガで4カ月くらいプレーできず悔しい気持ちがあった。満足できない結果だけど、いろんな経験ができた1年だった」と総括した。

 パリ五輪世代だが、4~5月の五輪最終予選兼U―23アジア杯カタール大会はクラブ事情により参戦できず。切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間たちがアジアの頂点に立つ姿をテレビ越しに目に焼き付けた。

 「正直、すごくもどかしい気持ちがあった。見ることしかできなかったので、自分も戦いたいという気持ちがあった。“体が2つあってほしい”みたいな感じだった」

 その思いを胸に刻みながらオランダで奮闘。「“リーグ戦にぶつけてやる”という気持ちにはなれたので、すごい刺激になった」と力に変えた。

 五輪開催時期はA代表の活動とは異なり、国際Aマッチウイーク(IW)外で、協会に拘束力が生じない。招集には各所属クラブとの交渉が必要で、パリ五輪へ海外組の招集は難航している。「自分たちで決められる部分ではないので難しい」と話しつつ、今夏の祭典へ「行きたい」と明言した22歳。「代表活動でもパリ五輪を目指してやってきたので、そこはやっぱり特別な思いがある。自分のキャリアにとって、大事な大会になる」と強い思いを口にした。

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