浅野ボーフムが奇跡の残留 第1戦0―3から敵地でPK勝ち デュッセルドルフ内野は最後のキッカーに

2024年05月28日 10:56

サッカー

浅野ボーフムが奇跡の残留 第1戦0―3から敵地でPK勝ち デュッセルドルフ内野は最後のキッカーに
残留を決め喜ぶ浅野(ロイター)
 【ドイツ1部、2部入れ替え戦第2戦   ボーフム3―0(2戦合計3―3、PK6―5)デュッセルドルフ ( 2024年5月27日    ドイツ・デュッセルドルフ )】 FW浅野拓磨が所属する1部16位のボーフムが劇的な残留を果たした。
 敵地で行われた2部3位デュッセルドルフとの入れ替え戦第2戦を3―0で終え、2戦合計3―3で突入した延長戦でも3―3のまま決着がつかず、PK戦に突入。後半13分から出場した浅野は先蹴りの4人目で成功すると、デュッセルドルフの7人目だったDF内野貴史が外して死闘を6―5で制した。デュッセルドルフのMF田中碧は後半30分までプレー。内野は後半38分から出場して最後のキッカーとなった。

 ボーフムはホームの第1戦を0―3で落として崖っ縁に追い込まれていたが、敵地の第2戦で驚異的な粘り腰を発揮。後半25分にMFシュテーガーがPK弾を決めて追いつき、PK戦まで持ち込んだ。

 浅野も途中出場で残留に貢献。PK戦では23歳の内野が重圧がかかる場面でクロスバーを超えるキックで失敗した一方で、浅野は敵地のブーイングにさらされた中でも相手GKの逆を突いて左に鋭い一撃を成功。田中も含めた日本人3選手が明暗を分けた。

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