日本代表MF鎌田大地　クリスタル・パレス移籍秒読み　ラツィオ退団を明言「本当は残るつもりでいた」

2024年06月03日 19:36

サッカー

日本代表MF鎌田大地　クリスタル・パレス移籍秒読み　ラツィオ退団を明言「本当は残るつもりでいた」 — ＜日本代表・練習＞ボールキープする鎌田（右）（撮影・尾崎　有希） Photo By スポニチ

　サッカー日本代表は3日、千葉市のJFA夢フィールドでW杯アジア2次予選（6日ミャンマー戦、11日シリア戦）に向けた練習を公開した。

　MF鎌田大地（27＝ラツィオ）は自身の去就について言及。プレミアリーグのクリスタル・パレスへの移籍が秒読みとの報道もあるが、「去年もあそこまで出てて、結局サインできなかったんで、サインするまではもう本当に何があるか分からないなとは思いますけど。ラツィオを離れるっていうことは100パーセントっていうことだけですかね。今言いえることは」と明言した。

　移籍の噂が流れる中、「本当は残るつもりでいたし、残るっていう風にも監督とも話してて伝えてたんですけど、交渉がまとまらなかったというか、自分が求めてたのは単年契約っていうのだけを求めてて、お金とかは十分もらってるし、何も要求はしてなかったんですけど、そこがうまくかみ合わずっていう感じでしたかね」と話した。

　昨夏、ドイツ1部Eフランクフルトからフリートランスファーでラツィオに加入。サリ前監督のもとでは徐々に出場機会が減り、日本代表もメンバー落ちしていたが、3月にトゥードル監督が就任すると状況が一変。不動のレギュラーとなり、日本代表復帰を果たした。

　トゥードル監督については「すごく自分自身もよくしてくれてたんで、サインしてほしいっていうので、かなり何回も時間を重ねて話したし、連絡は来てて、自分自身も離れることを決めた時は連絡していた」と語った。「それでも監督とは別に僕自身は嫌な別れ方してないし。お互いまたどこかでいい巡り合わせがあれば一緒にやれたらいいなって思える監督でしたね」と思いを口にした。