新潟の守護神・小島 復帰へ「準備できてる」 右肩もう大丈夫フルメニュー消化

2024年08月04日 04:25

サッカー

新潟の守護神・小島 復帰へ「準備できてる」 右肩もう大丈夫フルメニュー消化
練習でフルメニューを消化した小島 Photo By スポニチ
 J1新潟はオフ明けの3日、聖籠町のアルビレッジで7日のホーム磐田戦に向けて練習を再開した。右肩の負傷で離脱していたGK小島亨介(27)がフルメニューを消化し、ケガからの復帰をアピール。磐田戦でピッチに立ち、勝利に貢献しようと臨戦態勢に入っている。
 頼れる守護神が戻ってきた。ミニゲームで至近距離からのシュートを止め、直接FKの自主練でも好セーブを連発。「もう痛みはない。大丈夫です」。きっぱりと言った。

 実は3月9日に右肩を痛めていた。ホーム開幕の名古屋戦の後半。シュートストップで着地した際に「亜脱臼のような感じ」になり、翌日は肩が上がらなかった。それから6月下旬までの3カ月半はプレーを続けながら回復させようとした。「何とかごまかしながらやっていた。今振り返ると、よくやっていたなと感じている」。しかし徐々に右手に力が入らなくなり、治療に専念することを決断した。

 リハビリ中はゴムチューブを使って右肩周辺のインナーマッスルを重点的に鍛えた。すると約3週間で痛みは消えた。力もしっかりと入るようになり、7月末に完全合流した。

 GKにとって大事な肩を初めて痛め、治るのか、回復にどのくらいの時間がかかるのかと不安が頭をよぎる時もあった。ただ、ポジティブ思考を大事にする守護神は下を向くことなくリハビリメニューに取り組み、予想よりも早く復帰。「ドクターを含めてトレーナーと治療やトレーニングがしっかりできたことで、いい状態を迎えられた。感謝している」と話す。

 コンディションはまだまだ上がるが、磐田戦に向けて「準備はできている」。落ち着いた口調に自信が表れていた。

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