神戸 連覇へ激痛ドロー “阪神ダービー”終了間際に同点弾許す 吉田監督「最後の最後で詰めの甘さ出た」
2024年08月18日 07:00
サッカー
「最後の最後で詰めの甘さが出た。チームとして何をすべきか。どう試合を終わらせるべきかが、まだ甘かった。もう一度突き詰めたいし、諦めずに戦っていきたい」と吉田監督。前半48分にFW大迫が先制点を挙げ、後半39分には負傷明けのFW宮代が勝ち越し点を奪った。理想的な展開だった。だが試合をしっかり締めていた昨季と違い、今季は名古屋戦(7月20日)など土壇場で追いつかれるケースも散見される。宮代は「少し守りに入ってしまった。個人としては嬉しいけど勝てなくて悔しい」と反省の言葉を口にした。
目指すリーグ連覇へ向け、もう1試合も取りこぼせない中、前半18分にはFW武藤が腰のあたりを痛めて負傷交代。14日の時点でMF山口やDF酒井も別メニュー調整が続いており、25日の鳥栖戦は“四天王”のうち3人を欠く可能性がある。昨季王者は今季最大の正念場を迎えた。(飯間 健)