伊東純也 ただいま弾!圧巻の1G2A 「自然に出た」得点後ゴール裏に一礼

2024年09月06日 05:00

サッカー

伊東純也 ただいま弾!圧巻の1G2A 「自然に出た」得点後ゴール裏に一礼
<日本・中国>後半、ゴールを決めた伊東(右)はサポーターにむかって頭を下げる(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【W杯北中米大会アジア最終予選C組   日本7-0中国 ( 2024年9月5日    埼玉スタジアム )】 26年W杯北中米大会のアジア最終予選が開幕し、8大会連続出場を狙う日本は中国に7―0で大勝した。
 チームメートにもみくちゃにされた後、MF伊東はスタンドに向かって一礼した。「自然に出たんですけど“本当にありがとうございます”という気持ち。今までより周りの人が喜んでくれたので、より自分もうれしかった」。後半18分から出場し、圧巻の1得点2アシストで復帰を飾った。

 1~2月のアジア杯期間中に性加害疑惑が報じられた。当時は起訴されていない状況で森保監督、遠藤主将を中心に、離脱を決めた日本協会に猛抗議。当時の田嶋会長も「自分が責任を取る」と決定を覆し、一度は残留することに。だが最後はスポンサーの意向などに従った。「(影響も考えて)納得して離脱した」と振り返るが、当時は憔悴(しょうすい)を隠せず。先月9日に不起訴処分で代表復帰の道筋が立ったが、それまで支えてくれたのは信じ続けてくれた仲間、試合出場を続けさせてくれたSランス、そして復帰を待ち望むサポーターだった。

 「悔しい時間もありましたけど、代表とはうまくコミュニケーションを取っていた。アジア最終予選からやるとなっていたので、しっかりできれば良いと思っていた。ゴールを取れたのは相手に当たってラッキーだったんですけど良かった」

 黒星スタートとなった前回W杯アジア最終予選では4試合連発。救世主となった“イナズマ純也”が帰ってきた。

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