三笘薫 頭で決めた!A代表443日ぶり完全復活弾「次は足でも決めたい」

2024年09月06日 05:00

サッカー

三笘薫 頭で決めた!A代表443日ぶり完全復活弾「次は足でも決めたい」
<日本・中国>前半、ゴールを決めて喜ぶ三笘(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【W杯北中米大会アジア最終予選C組   日本7-0中国 ( 2024年9月5日    埼玉スタジアム )】 26年W杯北中米大会のアジア最終予選が開幕し、8大会連続出場を狙う日本は中国に7―0で大勝した。
 左サイドの支配者が戻ってきた。三笘の最大の見せ場は1―0の前半終了間際だ。堂安の右クロスに走り込む。「あそこは毎回狙っていたので、いつ来るかなと思いながら毎回走っていた」。ゴール左の角度のないエリアから頭で叩きつけたシュートはGKをかわし、逆サイドのネットを揺らす。

 約7カ月ぶりに帰ってきたA代表で、昨年6月のペルー戦以来443日ぶりの一撃となるゴールに「いいイメージを持った中で、決めないといけないシチュエーションだった」と安堵(あんど)した。ボールを持つだけで会場を沸かせ、後半7分には華麗なスルーパスで南野の得点をアシスト。同18分にお役御免となったが、完全復活を印象づけた。

 2月に腰を痛め、戦線離脱。自身のSNSで「必ず強くなって戻ってきます」と再起を誓い、リハビリに専念した。その間、左サイドでは中村が台頭し「刺激になった」。ゴールラッシュにも「層が厚いということ。より競争も激しくなってきた」と、さらなる争いを歓迎した。

 26年W杯に向け、好発進に導いたが満足感はない。「まだ始まっただけで9試合ある。次は足でも決めたい」。まだまだ続く、長く厳しい道のり。まずは力強い一歩を踏み出した。

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