新潟L・山本　2戦連発意欲　4年目で前節リーグ戦初ゴール　居残り練習効果　6日の千葉戦でも

2024年10月02日 04:30

サッカー

新潟L・山本　2戦連発意欲　4年目で前節リーグ戦初ゴール　居残り練習効果　6日の千葉戦でも — 積極的にシュートを打つ山本 Photo By スポニチ

　新潟Lは1日、聖籠町のアルビレッジで日テレ東京V戦の先発組らはリカバリー、それ以外の選手は6日のホーム千葉戦に向けた練習を開始した。前節にプロ4年目にしてリーグ戦初ゴールを決めたMF山本結菜（21）は、自信を胸に2戦連続ゴールを奪い、チームを勝利に導く構えだ。

　リーグ戦初ゴールを決めた山本は、この日の練習でも遠めから積極的にシュートを狙っていた。

　「（シュートを）打たないと入らないっていうのをつくづく実感した。練習から積極的に打っていかないと」

　日テレ東京V戦では後半30分から途中出場。0―3のアディショナルタイムにMF滝川からのパスを受け、中に切り返してから右足でミドルシュートを決め一矢報いた。鮮やかなミドルシュートに「いい軌道で入ってビックリだった」と振り返る。

　今季から全体練習後に居残りシュート練習を欠かさず行っている。「ミートして打つことやコースを狙って打つ練習をしている」と納得がいくまで打ち続ける。というのもシーズン前に橋川監督から「シュートはそんなに強く打たなくていいよ。しっかり足に当てて打つことが大事」とアドバイスされたからだ。

　「昨季は監督から守備ができないと試合には出られない。守備ができるようになったらあとはゴール。“そこだけだぞ”って言われていたので居残り練習を始めたけど、その効果は出ている感じ」と手応えをつかみ始めている。

　クラシエ杯では先発出場を果たしたが、リーグ戦は途中出場が続いている。「スタートで出られたらいいけど、今は自分の役割に徹したい。勝利につながるゴールを決めたい」。今節は2戦連続ゴールを狙う。