C大阪は浦和に競り勝って連勝 MF為田大貴が値千金の右足ボレー弾

2024年10月05日 19:06

サッカー

C大阪は浦和に競り勝って連勝 MF為田大貴が値千金の右足ボレー弾
C大阪・為田大貴
 【明治安田J1リーグ第33節   C大阪1―0浦和 ( 2024年10月5日    埼玉スタジアム2002 )】 C大阪が前半17分の1点を守り切って敵地で浦和に競り勝った。C大阪は6月26日に鳥栖、30日に名古屋に勝って以来の連勝となった。
 大阪ダービーの勝利から中2日のC大阪に対して浦和は中6日でコンディション的には不利。前半17分、MFルーカス・フェルナンデス(30)の左CKを右奥で待っていたMF為田大貴(31)が右足ボレーで豪快に先制ゴールを決めた。

 「苦しい時間が多かったんで、いい時間に先制できて良かった」と為田。「進藤が相手(DF)と駆け引きしてくれて。上手くゴールできたと思います」と振り返った。為田にボールが届く直前、DF進藤亮佑(28)が相手DFと競り合ったことでフリーになっていた。為田は先制弾の陰の立役者をたたえることを忘れなかった。

 後半は修正を施した浦和に圧力をかけられて自陣に押し込まれる展開に。27分には浦和FW前田直輝(29)に右サイドを破られてシュートを撃たれるが、GK金鎮鉉(きむ・ジンヒョン=37)が左に飛んでセーブ。37分の浦和MF渡辺凌磨(28)のミドルシュートもGK金が止める。40分、ペナルティーエリアに侵入してきた浦和MF小泉佳穂(28)のシュートはDF進藤が詰めてゴールを許さない。泥臭く守り続けて勝ち点3をものにした。

 小菊昭雄監督(49)は「特別な大阪ダービーから中2日でのアウェー戦。非常に厳しいスケジュールの中、選手の勝ちたい気持ちや連勝を伸ばすんだという強い気持ちが出たゲームでした」と疲労を感じさせずに戦った選手を褒めた。「これで3試合続けてのクリーンシート。選手がハードワークして、しっかりとチャンスで決める。選手の成長を感じました」と最後まで笑顔で振り返っていた。

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