Jリーグ野々村チェアマン シーズン秋春制移行を改めて説明 「僕の中では一番」という理由は

2024年10月14日 16:31

サッカー

Jリーグ野々村チェアマン シーズン秋春制移行を改めて説明 「僕の中では一番」という理由は
Jリーグの野々村チェアマン Photo By スポニチ
 Jリーグの野々村芳和チェアマン(52)が14日、サッカー戦術系YouTuber、レオザフットボール(Leo the football)氏がパーソナリティーを務める新番組、NHKラジオ第1(R1)の「2050フットボール」(後3・05)に出演。Jリーグの2026年からのシーズン秋春制移行について改めて説明した。
 「移行する理由はいっぱいあると思いますよ。移行した方がいいと20年以上前から現場の人たちは言っているわけで」とした上で、「(Jリーグに)入ってみて、それ(シーズン移行)をもう1回考えようとした時に、日本のJリーグのパフォーマンスの低下度合が、これはちょとひどくて。かわいそうになっちゃうんですよね」と夏場の選手のパフォーマンス低下を挙げた。

 都リーグ2部のチームでオーナー兼監督を務めるレオザ氏から「僕も実際、夏の現場で一緒に帯同して監督業をやってるので、(選手を)は走らせられる状況じゃない日はありますよね」と現場の意見を聞くと、野々村チェアマンは「というふうになるじゃない?でも、なんで昔はそれでもよかったかというと、国内でのコンペティション(競争)だったからなんですよね。隣町のあのクラブも暑い、その暑い中で勝つのが勝負でしょと」。

 「でも今、考えなくてはいけないのは、日本だけじゃなくて、子供たちなんてみんな世界を見て戦っているわけなので。世界のサッカーという中でどう戦うかとか、どう伸びていくか。ということを考えると、このパフォーマンスが低いような状況はまず変えないと、(世界に)追いつかないな、というのが僕の中で一番ですかね」と語った。

 レオザ氏から「そうですよね。野々村さんの理想とするサッカーは、ピッチ上のクオリティーと、スタジアムのスペック、サポーターの熱量。このピッチ上のクオリティーを保つという上では一番欠かせないものですよね?」と聞かれると、野々村チェアマンは「(ピッチ上のクオリティーを上げることは)絶対かなと思っちゃいました。もちろんシーズンが変わってスタートするのは8月とかにはなるんだけど、6月、7月に強度の高い試合をやってきた中のの8月と、8月スタートの8月では全然違う。そこは変わることでピッチ上のクオリティーもワンランク上に上がる可能性は十分ある」と力説した。

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