町田 逆転Vへ望みのドロー 4戦勝ちなしも黒田監督「首位は手の届くところ」

2024年10月20日 04:35

サッカー

町田 逆転Vへ望みのドロー 4戦勝ちなしも黒田監督「首位は手の届くところ」
柏戦が引き分けに終わった町田(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ第34節   町田1―1柏 ( 2024年10月19日    三協F柏 )】 明治安田J1リーグは7試合が行われ、3位の町田は1点を追う試合終了間際に獲得したPKをMF下田北斗(32)が決め、柏と1―1で引き分け連敗を2で止めた。首位の広島が湘南に逆転で敗れたため、勝ち点差は5に縮まった。
 逆転での初昇格Vへ希望をつないだ。3連敗がちらついた後半44分、下田のパスを受けてエリア内左深くから中央に切れ込んだMF藤本が倒され、VAR判定の末にPK獲得。下田がベテランらしい落ち着きで右に強く蹴り込んだ。「後ろの(町田)サポーター席を見る余裕はあって、僕のタオルを掲げてくれる人も見えた。後ろにいてくれた方が距離感はつかみやすい」。ゴール裏と客席が近い敵地スタジアムの特性も味方に、途中出場の2人が価値ある勝ち点1を引き寄せた。

 神戸と広島が今節ともに敗れ、上位との差はわずかに縮まった。相次ぐSNS上の誹謗(ひぼう)中傷に対し、リーグ中断中にクラブが刑事告訴に踏み切ったのも、チームがピッチでの戦いに集中するため。4試合勝ちなしと勢いは取り戻せていないものの、黒田監督は「まだ首位は手の届くところにあるし下を向くような順位ではない」と再浮上を誓った。 

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