湘南 V弾の鈴木章斗「目の前の試合だけに全員が意識してやれている」 26年ぶり4連勝で残留前進

2024年11月03日 18:33

サッカー

湘南 V弾の鈴木章斗「目の前の試合だけに全員が意識してやれている」 26年ぶり4連勝で残留前進
湘南・鈴木章斗 Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ第35節   FC東京 0―2 湘南 ( 2024年11月3日    味スタ )】 湘南がFC東京を2―0で破り、98年以来26年ぶりの4連勝を飾った。前半43分にFW鈴木章斗の鮮やかなミドルシュートで先制すると、後半4分にはDF畑大雅が追加点を奪った。
 チーム1本目のシュートでネットを揺らし、勢いをもたらした鈴木は「シーズン中盤でもこういった結果は出せたんじゃないかと思う。目の前の試合だけに全員が意識してやれている。それが4連勝につながった」と充実感をにじませた。自身は2試合ぶりの今季9点目で、初の2桁ゴールに王手。シーズン終盤になってゴール前で余裕が出てきたことを明かし、「いい結果につながっている」とうなずいた。

 毎年のように残留争いが続きながら終盤戦で巻き返してきたチームは、勝ち点を44に伸ばして暫定12位に浮上。4試合を残す18位・磐田との差は9に広がった。次節にも7年連続の残留が決まり、8位だった15年以来の1桁順位も視野に入る。1得点1アシストの畑は「僕が入団してから一度も一桁に入ったことはない。一つでも順位を上げていけるように、残りの3試合もやるべきことをやっていきたい」と気合を入れ直した。

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