最後はガッツポーズ!桃子食い込む11位

2009年05月19日 06:00

ゴルフ

 USLPGAツアーのサイベース・クラシック最終日は17日、米ニュージャージー州クリフトンのアッパーモントクレアCC(6413ヤード、パー72)で行われた。上田桃子(22=ソニー)が4日連続の71で回り、通算4アンダー。今季自己ベストの11位に食い込んだ。8位から出た宮里藍(23=サントリー)は76と崩れ通算2アンダーの18位。宮里美香(19=フリー)は通算7オーバーの61位。呉ジヨン(20=韓国)が通算14アンダーでツアー通算2勝目。19歳のミシェル・ウィー(米国)は3位だった。
 冷たい北風と小雨の中、上田は手袋をして粘った。パーオンできなかった17番で15ヤード、18番で30ヤードのアプローチを寄せてパーセーブ。18番のパーパットをねじ込み4日連続の71。「毎日アンダーパーで回りたかったので、あれ(18番)が1番うれしかった」とガッツポーズをつくった。
 前日は新トレーナー伊藤久さんからハリ治療を受け、スタート前には多めのランニングでウオームアップ。序盤からショットをピンに絡ませ4番、5番とバーディーを重ねた。悪条件下この日アンダーパーで回ったのは73人中13人。価値ある1アンダーで今季自己ベストの11位に食い込んだ。
 4月からウエッジを4本入れているが、その成果が表れ「寄せワンが多かったのは成長しているところ。来週だけじゃなく、この先につながるゴルフができた」と手応えをつかんだ。次週は初参戦のコーニングクラシック(米ニューヨーク州)。上田は「近いうちに優勝争いがしたい」と自信をのぞかせた。

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