ドルーリー朱瑛里、ぶっちぎりで県総体800m連覇 1500mは日本人トップ3位、両種目で中国総体へ

2024年06月01日 13:43

陸上

ドルーリー朱瑛里、ぶっちぎりで県総体800m連覇 1500mは日本人トップ3位、両種目で中国総体へ
ドルーリー朱瑛里(24年1月撮影)
 【陸上・岡山県高校総体最終日 ( 2024年6月1日    岡山市・シティライトスタジアム )】 女子800メートル決勝が行われ、前回大会覇者のドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高2年)は2分10秒43をマークして2連覇を達成した。これまでの自己ベストは2分7秒77。
 この日の午前に行われた準決勝は2分18秒47で1組1着となって通過。その2時間後に迎えた決勝では、最初の200メートルあたりから後続を突き放して独走する。そのままリードを保ったままフィニッシュし、2位に2秒近いタイム差で優勝した。

 鶴山中から地元の津山高に進学。1年生だった前回大会は800メートルと1500メートルで2冠を達成。両種目で全国高校総体へと勝ち進み、1500メートルでは日本人トップの3位となった。同年10月はU18競技大会、今年4月にはU20アジア選手権など日の丸を背負う舞台でも活躍した。

 迎えた2度目の岡山県高校総体。第1日に実施された1500メートルではナンバラ・サラムトニ(興譲館高1年)とジャネット・ジェプコエチ(倉敷高2年)に敗れたが、日本人トップの3位となった。今大会の上位6人が中国高校総体(6月13~16日、鳥取)へと進むため、両種目で出場権を獲得。中国高校総体の上位6人が7月21日に開幕する全国高校総体(北部九州)に進む。

 また、シニアも含めて日本一をかけて戦う日本選手権(6月27~30日、新潟)にも女子1500メートルでエントリーしており、大舞台での活躍が期待される。

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