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【レスリング】藤波朱理「自分にとって聖地。来られてうれしい」桜花道場での強化合宿に参加

2024年06月01日 13:59

レスリング

【レスリング】藤波朱理「自分にとって聖地。来られてうれしい」桜花道場での強化合宿に参加
3人1組のトレーニングで2人を肩に乗せ坂道を歯を食いしばって上る藤波朱理 Photo By スポニチ
 レスリング女子のパリ五輪日本代表が1日、新潟県十日町市の桜花道場で実施中の強化合宿を報道陣に公開し、6人中4人の代表選手が屋外でのランニングトレーニングなどを行った。53キロ級で公式戦133連勝中の藤波朱理(日体大)は「自分にとって聖地で、パワーを感じる場所の一つ。五輪前に来られてうれしい」と話した。
 藤波が桜花道場を訪れたのは今回が4回目で、初めて訪れたのは高1だった19年だという。当時は東京五輪代表の選考レースが佳境に入っており、川井姉妹、須崎優衣らと寝食を共にしてレスリング漬けの日々を送った。15歳の少女には刺激が多かったようで、「あの時の先輩たちが本当にキラキラしているな、凄いなと思った」懐かしんだ。

 五輪本番まで2カ月となり、4月に手術を受けた左肘の回復も順調。すでにスパーリングも再開しており、「肘は大丈夫。ほとんど怖さもない」と憂いはない。三重から大学進学のために上京して以来、休日は奥多摩などに出かけるアウトドア派。大自然からパワーを吸収し、パリでの飛躍につなげる。

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