「俺らいらないじゃん」石川祐希&高橋藍がチームの強さ実感 男子代表がネーションズリーグ公式練習

2024年06月02日 19:02

バレーボール

「俺らいらないじゃん」石川祐希&高橋藍がチームの強さ実感 男子代表がネーションズリーグ公式練習
練習中に笑顔を見せる(左から)石川祐希と高橋藍 Photo By スポニチ
 バレーボールのネーションズリーグの男子1次リーグ第2週福岡大会は4日から北九州市の西日本総合展示場で開催される。日本代表は2日、試合会場で公式練習を行った。
 第1週ブラジル大会に出場せず、国内で調整していた石川祐希(ペルージャ)、高橋藍(サントリー)も含め15人が参加。サーブ、レシーブ、スパイク、6人対6人の実戦的な練習などで約1時間半、汗を流した。

 ブラジル大会ではアルゼンチン、セルビア、キューバに3連勝。イタリアに敗れたものの3勝1敗で終えた。西田有志(パナソニック)が得点源としてけん引。富田将馬(日本バレーボール協会)、甲斐優斗(専大)らアウトサイドヒッター陣も活躍した。

 石川は「高橋選手とは“俺ら、いらないじゃん”と話していた。改めて日本の強さを証明できた」とチームの成長に目を細め「僕と高橋選手は合流してまだ2日しか練習をやっていないのでコンビをしっかり合わせたい」と抱負を語った。

 高橋藍も「日本は誰が出ても強いチームだと改めて実感した。ブラジル大会を見て刺激を受けた。自分自身もギアを上げないといけない」と危機感をにじませながら話した。

 福岡大会では初戦でアジアの宿敵イランと対戦。世界ランク10位のドイツ、同1位のポーランド、同5位のスロベニアと戦う。
 石川は「ランクが下のチーム、上のチーム、すぐ後ろのチームもいるので(世界ランクの)ポイントが大事になる。勝ち切るチームには勝ち切り、ポーランドはメンバーもそろっているのでいいラウンドになる」とホームでの4試合を見据えた。

 昨年は3位決定戦でイタリアを破り銅メダルを獲得。世界大会46年ぶりに表彰台に立った。今年は決勝進出を目標に掲げている。

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