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【大の里初優勝祝賀会】出世の早さに追いつかない!凱旋イベント計画は未定…その前に大関昇進も?

2024年06月02日 20:06

相撲

【大の里初優勝祝賀会】出世の早さに追いつかない!凱旋イベント計画は未定…その前に大関昇進も?
<大の里初優勝祝賀会>海洋高相撲部の村山智明監督(左)と総監督夫人の田海恵津子さんに囲まれて笑顔の大の里(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏場所で、初土俵から所要7場所での史上最速優勝を果たした小結・大の里(23=二所ノ関部屋)の初優勝祝賀会が2日、地元・石川県の金沢市内で開かれた。
 大の里は優勝後初めての地元凱旋。前日の夜に金沢入りし、この日は出席した後援会や地元関係者ら約550人から温かい祝福を受けた。出身地である津幡町の矢田富郎町長は、壇上で「できれば6月中にパレードをやりたいと思っている」とあいさつ。5月に尊富士が青森県五所川原市で行ったような、盛大なパレードの開催を希望した。

 あす3日からは名古屋場所(7月14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ向けての稽古が再開される予定のため、多忙な中で凱旋パレードが実現するかは不透明。母校の新潟・海洋高での優勝報告会は6月中の開催が難しいという。海洋高相撲部の田海哲也総監督は「大の里の出世に周りが追いついてないですよ」とうれしい悲鳴を上げた。もし名古屋場所後にずれ込めば、その時には大関昇進祝いも兼ねることになるかもしれない。

 また、新たな後援会「大の里郷友会」も発足した。津幡町の後援会は個人会員向けだが、こちらは法人向け。発足から1カ月足らずで18社まで集まっており、酒井壮司会長は「今日を機にまた増える」とさらに拡大していくことを予想した。早くも初優勝を果たしたことで、発足したばかりの後援会はいきなり大忙しとなりそうだ。

 まだまだ続く大の里フィーバー。あまりの出世の早さに大銀杏(おおいちょう)が結えないのと同じく、祝賀イベントの計画も追いつかないようだ。

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